待った!事故時の示談

何かの問題が発生した時、その問題を早目に終了させたくて、できるだけ簡単な方法を選ぶことがあります。問題を大きくしたくなかったり、こじれさせたくなかったりするためです。特定の場合にはそれは賢いこと、と言えるかもしれませんが、逆の場合には問題を先送りにしたり、問題そのものを悪化させてしまうことにもなり得ます。そのようなケースが考えられるのはどのようなことでしょうか。その一つに、『交通事故』における示談の問題があります。

ある二人のドライバーが片方の不注意により車同士が接触したとします。どちらの車にも破損が見られますが、人体に影響はないように見えます。あきらかに不注意をしていた方は、その場で責任を認めて、お金を払って示談で終わらせようとするかもしれません。そこで片方は、それに応じるでしょうか。それとも、正規の方法に則って、警察を呼び、相手の所在を確認したり、保険会社に連絡したりするでしょうか。

そういった選択を迫られるときある一つの点について考えることができます。このまま示談で終わらせてしまった場合、どのようなリスクがあるだろう、という点です。確かにこのままお金をもらって示談で終わらせることは楽、と言えるかもしれません。警察への連絡をすると時間や手間を取られるからです。しかし、実際に損害が起きていることを、うやむやにしてしまうのは、その後に何かしら問題を発生させる場合があります。それは、確実に被害者にとってのリスクです。

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